【体験談】赤ちゃんの血が止まらないとき、どうする?

子供(生後7ヶ月)の爪切りに失敗して、血が止まらなくなったお話です。血が止まらなくなったとき、どうしたのか?を反省点をふまえて記録したいと思います。

結論から言うと、判断に迷う場合は「病院」や「こども医療でんわ相談」に連絡をして、対応を確認することをおすすめします。傷の深さや出血時間、子供の体調などを伝えて専門家に判断を委ねましょう。

爪切りに失敗

夕食後に触れ合っていると、爪がチクチクして痛いなと思ったので、爪を切ることにしました。赤ちゃんの爪ってすぐに伸びますよね。

子供用の爪切りバサミで切っていくと、親指の爪を切った時にじわーっと血がでてきました。「やってしまった!」と思いましたが、子供は泣くことなく機嫌が良さそうにしていたので、その時は「すぐに止まるだろう」くらいに考えていました。

血が止まらない…どうしよう!

指先をティッシュで押さえながら20分経ちましたが、なかなか止まりません。ジワジワと出続けています。血のついたティッシュの山ができ、さすがに焦り始めていました。

ネットで対処法を調べてみると、「少量の出血なら、ティッシュやガーゼで数分押さえれば止まる」とありました。しかし血は止まっておらず、不安は募るばかりです。夜間の病院に連れて行って良いものかもわからないず、「こども医療でんわ相談」に連絡することにしました

「こども医療でんわ相談」とは?

保護者の方が、休日・夜間の子どもの症状にどのように対処したらよいのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。

この事業は全国統一の短縮番号♯8000をプッシュすることにより、お住いの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。

「子ども医療電話相談事業(♯8000)について」厚生労働省

夜間の急な体調変化の際は、#8000に連絡すると適切な対応を教えてくれます。以前にも、夜間に発熱して利用したことがあります。

電話相談

状況を伝えると、出血時間や傷の深さ、子供の状態を聞かれました。対応してくださったのは女性で、おそらく看護師の方だと思います。

「圧迫止血をする」「手を心臓よりも高くあげて出血を抑える」とアドバイスされました。また、「心配であれば病院へ行ってください」と言われました。病院へ行くことを決めると、「救急医療情報センター」に連絡して夜間の外来が可能な病院を聞いてくださいと言われました。

「救急医療情報センター」に電話して、家から近い病院を数ヶ所教えていただきました。その中に出産でお世話になった病院があり、情報センターの方がその病院に確認をとるため、一旦電話を切りました。病院の判断で、断られることもあるそうです。

折り返しの電話があり、受け入れが可能ということで病院に向かうことになりました。子供の血はまだ止まっていません。

病院へ向かう

病院に行くために、子供の指に絆創膏を貼りました。私は運転しているので、手を舐めないように夫が子供の手を握りながら向かいます。もし1人で病院に行く方は、子供が手を口に入れないように、手をタオルで巻くなど工夫が必要になりそうです。

道中は、「このまま血が止まらなかったらどうしよう」「血が止まりにくい病気なのか?」など、嫌な想像が止まらなかったです。もし同じ状況の方がいたら、心配事は尽きないと思いますが冷静な運転で病院に向かってほしいです。

診察の様子

病院に着くと、受付の方が親切に対応してくださいました。正直に言うと、夜間外来を利用していいほどの症状かどうかも不安だったので、快く受け入れてくださり安心しました。

診察室に案内されると、そのころには血も止まっていました。出血から1時間半ほど経っていたと思います。傷を確認してもらい、消毒をして絆創膏と保護シートを貼ってもらい処置が終わりました。

検査をしたわけではないので、血が止まらない原因はわからなかったです。先生曰く、止血で抑える場所によっては血が出やすくなることもあるそうです。

ティッシュで血を抑えると傷にくっついてしまうので、ガーゼハンカチなどで抑えるといいと教えていただきました。絆創膏を誤飲するといけないので、あえて大きめにガーゼを巻くのも一つの方法だそうです。

まとめ

判断がつかない場合、「病院」や「こども医療でんわ相談(#8000)」に連絡をして対応を確認することをおすすめします。状況によって、病院に連れていく選択肢も考えてください。

爪切りに自信がない場合、病院に連れて行ける日中に行うのが良いと思います。私は夜に爪を切るのはやめようと思いました。私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

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